新シリーズ始動!
40歳しがないラッパーがアルバム製作
~step.1~
40歳のしがないラッパーfuga A.O
キャリアだけは今年で20年となる。
E-TRADERというHIP HOPグループで活動の後、ソロ活動開始、ラーメン屋を開業などの紆余曲折をへて再び、いや初めて輝けるか?
貧乏B-BOY妻子有りの正社員ラッパーがどこまでやれるか?
前回も書いたが、まずは同業者やレーベル、仲間内へだけのアルバム。
まずはそれが第一歩だ。
一度どん底に落ちた人間が這い上がるには万全な準備が必要だ。
HIP HOPのアルバムを出すのに必要な物はたくさんある。
☆万全な準備
☆コンセプト
☆楽曲(トラック)
☆レコーディング環境
☆デザイナー
☆エンジニア
☆信念
☆時間
☆支持者
☆魂の籠った楽曲 などなど。
今回はアルバムスタイルとしてはデモアルバム、プロモーションアルバムに近いので出来ることは自分でやってしまう。
完璧に完成された楽曲がまだできてないのが問題だが、曲はかなり出来上がっている。
しかし、改善した方が良いと思えるなら改善した方が良いだろう。
妥協したらすぐにバレる。
妥協すると自分でも後悔する。完璧だと思っても後々「ああ もっと練れたな」と思う事は多々あるのだから、妥協などしたら後悔するのは当たり前だ。
コンセプトは決まっている、コンセプトがないアルバムもあるが、コンセプトがあった方が統一感があるし、世界観が示しやすいし独自性を出せる。
ずばりコンセプトは
ブルース&HIP HOP
これは本当に難しい。
詩の雰囲気をブルースにするだけならそこまで難しくはないが、曲の哀愁やブルースコード、ハーモニカを取り入れたい。だからハーモニカのフレーズなども考える。
つまり、かなり難しい。
音楽の知識や勉強をしていないので漠然とした雰囲気で進めるしかない。
後々音楽の勉強もした方がよいなと思ってる、例えばギターを始まるのも手だ。
しかし、今はそんな余裕も時間もないので、周りの協力と雰囲気を出す程度になってしまう。
実際に完全にブルースには近づけないがどこかしらに要素をいれる。
まずはリリックを妥協なく書く、使うトラックに合わせて脳内練習や声出し練習をする。
そして家で仮レコーディングをしてみる。
ちなみに仮レコーディングにはこれを使っている。
そしてチェックする、無理なフローがないか?リリックやフックは本当にそれで良いのか?声質は決まっているか?強弱の場所などを入念にチェック。
全て完璧にはできないかもしれないが、考えられるパターンや改善は続ける。
今(2019.1)、その段階!
しかし、トラックが有り物のトラックでしかできていない曲もある。
つまり他人のアーティストが既にリリースしたトラックを借りてラップをしているのだ、HIP HOP的に言うならば
ビートジャックスタイル。
一昔前はほとんどのラッパーはアナログレコードのインストでライブをしていたので、自分としては自然な事だがリリースとなると、オリジナルが絶対条件だ。
DJのミックスCDなどの作品ならビートジャックでも、ラップしているラッパーはいるが、オリジナル作品には無理だ。
何とかオリジナルなビートを作るか、まずは完成させてからリミックスで作るか?
そこも試行錯誤している。
デモアルバムなので今回はビートジャックスタイルでやるのが濃厚だろうな。
こうやって書くと道はまだまだ長い、しかしこうやって書くと見えない道も見えてくる!
進む!
■■続く■■