40歳しがないラッパーがアルバム製作
~step.2 ~
40歳のしがないラッパーfuga A.O
キャリアだけは今年で20年となる。
E-TRADERというHIP HOPグループで活動の後、ソロ活動開始、ラーメン屋を開業などの紆余曲折をへて再び、いや初めて輝けるか?
貧乏B-BOY妻子有りの正社員ラッパーがどこまでやれるか?
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まだまだ先は長いのだが、ダラダラはしたくない。
この日(2019.2/10)のライブの練習を兼ねて新曲の精度を上げている。
ライブはアルバム製作に必要な事か?
答えはもちろん
Yesだ。
まだレコーディングしてない段階ならば声を目一杯だしてライブをするとレコーディングの時に安定する。それにフローやライムの精度があがる。
何よりもアルバムの宣伝になる。
アルバム製作期間にライブ出演を断る人もいるが、そのスタンスももちろん間違ってない。
しかし自分の考えは、アルバム製作で必要な活動の一つとしてライブは重要という事。
ライブほどアルバムの宣伝になるものはないからだ。
完成してからガンガンとライブをやって宣伝するのもありだけど、ジャブのようにコツコツと宣伝していけば浸透ははやい。
そんなわけでレコーディングはライブが終わってから。
レコーディングはひたすら金がかかるので、自分でできる事をまずしっかりやる。
お金を払っているのにレコーディングで失敗して何テイクもやるのはバカげている、、
多くのラッパーに聞くと大体二時間で一曲くらいのペースでレコーディングをする。その二時間のうちにミックスも含む。それが余裕のあるレコーディングプランかもしれない。
自分の場合もハーモニカのレコーディングにやたらめったら苦戦した経験もある、一曲に六時間くらいレコーディングが
かかってしまった。
だが、一時間で2曲レコーディングした経験もある!
ひたすら精度を上げてレコーディングをノーミスで敢行!無理矢理感は否めなかったが、金欠病のB-BOYとしてはその手もある。
その時はあらかじめ「かぶせ」は宅録音でトラックに入れておいてからレコーディングをしたのだ。だからうまくいけば一曲4分として一曲にかける時間を最短で4分で終わらせる事も可能!
もちろん一曲通して聞くので8分は最低でもかかるし、何ヵ所か修正したいところはあるかもしれないが、ノーミスならば本当に最短時間でできる。
宅録も上手く録れればマスタリングで驚くほど完成度があがる場合もある。
あとは宅録にもセンスや機材の使い方でだいぶ変わる、インディーズ作品は宅録がかなり多いのも事実。自分の部屋をスタジオ風に改造している人は本当に綺麗にレコーディングできる。
最近だと段ボールスタジオも人気らしいね。部屋に電話ボックス位の段ボールで組み立てるレコーディング室が売られている。
あとは機材のレベルやマイクの精度によっても全然違ってくる。
良い機材を搭載したパソコンとオーディオインターフェースをレンタルスタジオに持ち込んでレコーディングするパターンもある。
今回は何曲かはレコーディングルーム風に改造している仲間の家を借りたり、レンタルスタジオで機材持ち込みでレコーディングしたり、自宅でレコーディングルームを作ってやったり様々なパターンでやってみる。
自宅でのレコーディングも工夫する。
段ボールや卵のクッション材などで顔だけ、もしくは上半身だけ覆うようなレコーディングルーム、、いやレコーディング空間を作ってみる。
とにかく工夫。
やはりボヤボヤしている暇はない。
レコーディングだけがアルバム製作じゃないから、尚更だ。
■■続く■■