まずは仕事の話しから、2018年4月から異動した。
異動と言っても昇格異動だし職場は隣の駅に移っただけ通勤時間は一駅変わっただけだと電車の快速が止まらない駅だったので、短くはならないし長くもならない。
一番戸惑ったのが仕事のやり方の違い、考え方の違いだった。
前の職場はこなす仕事が多く、いかに早く効率的にやるか?に重点を置いていたが、異動先の職場はいかに丁寧にやるか?に重点を置いている。
明らかに効率的ではないやり方も見受けられる、それを改善しようと最初は躍起になって改善策などを提案、実行していたが、結局は「今までのやり方でやる」となり、自分的にフラストレーションはたまる。
自分は副主任で昇格して異動したが、前にいた副主任人と入れ替えで赴任した。
そうなるとやはり比べられるのだ。「前の副主任はこうやっていた」
「前の副主任はこうだった。」
と言われる。
おそらく親切心で言ってくれてるし、実際に参考になるし仕事もしやすいんだけど。。やはり、そこもフラストレーションになった。俺は俺だ、、ってね。
新しい仕事もやらなくてはならないし、異動先の仕事の流儀になれるのも一苦労。
気軽に話しかける相手も職場にはいなかったので一人で乗り越えるしかなかった。
今までの職場仲間の存在がやはり大きく、相談もできたし、しょっちゅう飲みにいける仲間だったので離れて働くと「孤独感」はあった。
精神の疲れは身体につながる。すると他の事に集中ができなくなる、ラップやラーメン作りに集中ができなくなり、あまり活動や製作ができなかった。
しかし、最低限の事はしなくては自分がダメになる。
週に一回のスポーツセンターでの筋トレはかかさずにやった。
体を動かす事で何とか精神を上昇思考に保っていた。ブログでの広告収入もやはり相変わらずあまり稼げていなかった。
そりゃ知識も増やさずにただ闇雲に近い状態で続けているから。しかし続けていなかったらもっと失速してたはずだ。
2018年もライブはさせてもらった。
特に印象的だったのが8月にやったfeaturingのライブ。2003年くらいにクラブで出会って仲良くさせてもらっていたsingerのRISACOと超久しぶりにコラボレーション。
他には茨城のマイメンMASA HANZ UPとコラボレーションした曲のレコーディングをしたり
3月はfuga A.O主催でレボリューション レコーディングで開催したパーティーもした。
この頃はまだ元気(笑)
アメリカからきたラッパーのmega Ranとの1枚。
12月はクリブでライブ。
他にもライブをさせてもらった。
ありがたい。
しかし、2018は異動したくらいで、大きな動きもなかった、当然大きな評価もなく過ぎた。
夏を越えて秋をこえ14年間連れ添った愛犬が天に召された。
大きな悲しみが襲った。
しばらくは何も手がつかなかった、しかし「これじゃ、いかん」そう思って2016年に発売したコンピレーションCDで作った千鳥足bluesを配信してみた。
配信を自分でやるのは初めてだったので期待をした、、
結果としては物凄く少ないダウンロード数だった、おそらく誰も予想できないくらいのダウンロード数。
もう興味本意で音源を買ってくれる友達はいなくなったという事。
そう思うと悲しくなったと同時にSNSで身内に発信する事が馬鹿馬鹿しくなってきた。
しかし、ダウンロードしてくれた仲間には本当に感謝する。
友達に宣伝しても意味がないと感じ、本当に楽曲だけで勝負した方がよいと思い始めた。(ようやく)
宣伝を友達にしないでブログのみの発信、そして自然と広がる程の楽曲を作れば良いだけの事。
ホームページやブログを整理してYouTubeなども一旦ストップする。今まで公開した楽曲はそのままにするが、これからは増やさない。
違うやり方でやる。
迷いに迷い少しずつ新しいビジョンは見えてきた。
その為に地盤を固めるのも重要なファクターであり、軍資金がないと話しにならない。資金が全然ないのでレコーディングもできない。
良いものはやはり金をかけないとできない。まずは金を稼ぐ。
2018は戸惑いと悲しみ、絶望にも似た感情で前に進めなかった。。
しかし
2018年12月現在
負の感情は乗り越えた。
アルバムを作ろう。
2019年に新章が始まる。
fuga A.Oの半生はこれでひとまず終わり。
今まで読んでくれた人達には最大の感謝と尊敬を送ります。
これからも人生は続くしブログも続くのでご愛読の程お願いします。
次回からは新章です。
fuga A.Oアルバム完成への道 (予定)
■■続く■■