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E-TRADERの1st Albumは2004年12月末に発売開始した。
まずは友達に売った、そして渋谷タワーレコードに行ってみたら、、何と置いてあった!
しかも視聴機に入っていたのだ。
他にも横浜のタワーレコードにもあった。
これはブチあがった。
HMVにはなかったのでプロフィールなどの資料を作り、CDをコピーしたサンプルCD-Rを作り直接店に行って「置いてください」と頭をさげてお願いした。
他の店、例えばDisc unionや新星堂にも直接行って営業をかけた。他個人店なども回った。
当時HMVは自主製作CDには厳しくて置いてもらえなかったが、けっこう多くの店舗に置いてもらえた。
更に韻種.comでも宣伝してもらったし、CDの宣伝用フライヤー(チラシ)をしっかりと業者に頼んで作りクラブや洋服屋などにも置いてもらった。
☆HIP HOPにおける路上活動。
今ではヒップホップの路上活動といえばサイファーが主流だ、それも昔からやっていた。それにプラスしてストリートライブもE-TRADERはしていたし、路上販売も慣行した。
E-TRADERはストリートにこだわっていたので路上販売もした、でかいラジカセを置いてゴザの上にCDを並べて販売。
何と路上販売でも何枚か売れるのだ。
全く知らない人や女の子が買ってくれたりした。20代くらいの女子が買ってくれたので「HIP HOP好きなんですか?」って聞いてみたら
「いえ 全然聞かないです!けど何かいいなぁと思ったんで!」
だってさ!うれしかったなー
一番の収穫はアメリカ人の友達ができたこと!
路上販売何回目か忘れたけど、アメリカ人が話しかけてきた「これはアナタ達がラップしてますか?」と
そしたらそのアメリカ人もラッパーで気に入ってくれてCDも買ってくれた。
名前はトニー
後にE-TRADER二人でアメリカへ行くきっかけにもなった人物だ!
その話しはまたおいおいするとしよう。
路上販売は楽しくやっていた、しかし、、問題は起きる。
ポリスは何回か注意しに来たが強制的にやめろ!などとは行ってこないしそこまで厳しくなかった。
ある日男6人くらいが俺らの目の前に立ちはだかった。
「おう オメーら何やってんだ」
「え これは俺らのCDです」
やばそうだ、、
「これなんだ!売ってんのか!??」
やばそうなので
「いえ!これは宣伝で、、」
ヤクザがきたのだ。
結局
かなり脅されて「売るなら売るでいいんだ!俺らにナシ通せばなー!!」
など言われて
「いえ 売りません」「今後一切路上販売しません」
「今度見つけたら殺すからな」
震えた
かなり震えた!
本物のヤクザはやはり怖い。
目がやばかった。
それでE-TRADERの路上販売は終わった。
■■続く■■